運輸業の職種

運輸業の職種

一口に運輸業と言っても、陸運、海運、空運があり、 トラックの運転手から飛行機のパイロット、船の航海士など幅広い職種があります。

物流がなければ経済は成り立ちません。それだけに重要でやりがいのある仕事です。 近年は女性の活躍する姿も目立っているのが特徴です。

■トラック運転手
全国各地の道路を走り回り、運ぶ貨物を決められた期日に 得意先やお客様の元へ届けるのがトラック運転手です。
現在は鉄道運輸がほとんどなくなり、 陸運のほとんどがトラックによる輸送になっています。 それは経済の血液とも呼ばれ重要な役割を果たしています。
遠方まで運ぶ長距離輸送から短距離だけをルートで回る短距離輸送まで、 目的、配送先などニーズに応じて様々な仕事があります。

■セールスドライバー
宅配便で導入されているものにセールスドライバーがあります。 従来は運転手と営業は別々に分けて業務しているのを配達しながら 営業活動を行うことで成功した運送会社があります。
そこで宅配運輸業各社が同じようにセールスドライバー制を取り入れています。 ミニトラックや軽自動車で配送を行う運送会社も多く、 女性の活躍が年々目立ってきています。

■航海士
航海士は航海計画に基づいて、安全に航海を行う事全般の仕事を行います。 具体的には、甲板部員の指揮、荷役管理などの業務になります。
出港して乗船している航海中は長期の勤務となりますので、 帰港した後は長期の休暇が与えられるというように勤務形態に特徴があります。

■パイロット
ある種の人にとっては憧れの職業でもあるパイロットは、 ジャンボ旅客機のパイロットから小型機やヘリコプターの操縦まで、 いわゆる空を飛ぶもの全てに必要です。
パイロットの資格を取得する為には厳しい身体的条件と訓練を受けます。 そしてパイロットの資格継続の為にも訓練を受け続ける必要があります。

■電車運転士
一度は運転してみたい電車を時間通りに安全に動かす仕事です。 とくに都市部の電車は分単位で決められている過密ダイヤを、 安全かつ正確に目的地まで運転することが求められます。

■バイク便ライダー
都会の交通事情で活躍するバイク便ライダーは、 交通渋滞を避けて約束された時間通りに、 お客様の所まで荷物を届けるのが仕事となります。 しかしバイクで運ぶ荷物はトラックよりもはるかに少量になります。