動物と接する職種

国家資格の必要な獣医師以外は民間認定である

近年はペットブームで、家族の一員としてペットを飼う方が本当に増えました。ペットが人間に与えてくれるものはたくさんのものがあります。

ペットがいるだけで家族通しの会話が増えたり、気の短い人の性格がやさしくなったりするといいます。 ペットと言うより本当に家族の一員だからではないでしょうか。

その分、ペットを失った時のショックは図り知れないほど大きく、 ペットロスという社会問題も起きています。

動物と触れ合う職種について紹介していきます。

■獣医師
獣医師の主な仕事は、犬や猫、うさぎなどのペットの診察と治療に なりますが、近年は色々な種類のペットを飼う人も増えていますので、 爬虫類や大型動物などの診察も行う場合があります。
このような獣医師免許を持っている医師は動物病院で働くだけでなく、 検疫所などで食肉の検査や製薬会社で働く場合も多いようです。
資格を取るには、大学の獣医学科で6年勉強をして、農林水産省の国家試験に合格する。

■トリマー
ペットが家族同様、もしくはそれ以上と思っている飼い主さんも多いですね。
家族と思えば、ペットを綺麗にしてあげたい心情に駆られます。
トリマーは「犬の美容師」で、シャンプー、カット、エステなどを行います。 犬といっても犬種は様々で、チンのような小型犬からセントバーナードのような 大型犬まで扱います。飼い主もわが子のように思っている人が多いので、 飼い主とのコミュニケーションが不可欠な職種です。
トリマーには国家試験がありません。専門資格を作っている民間の団体がいくつかあります。 平均して2〜3年間を専門学校で勉強すれば認定が受けられます。

■犬の訓練士
犬の訓練士は近年人気の職種で、盲導犬や警察犬、介助犬などの訓練を行います。 依頼があれば一般の犬のしつけを受け付けている訓練所もあるそうです。 訓練士になるには訓練所に犬と一緒に住み込み、期間としては3年〜6年位、 みっちりと訓練を受ける事になります。
警察犬の訓練士になるには、社団法人日本警察犬協会の認定が必要です。 三等訓練士、二等訓練士、一等訓練士と等級があり、指定訓練所で勉強して 試験に合格すれば認定される。昇格試験を受けるには実務期間が必要で、 一等訓練士になるには20年ほど掛かる。
警察犬以外の訓練士については特別な資格は無い

■動物看護士
動物病院で病気や怪我をしたペットの治療をサポートするのが動物看護士です。 人間同様、病状次第では徹夜での看病や付き添いもある為、本当に動物の事を 好きでないと勤まらない職種です。
動物看護士には国家資格は無く公的な認定資格もありません。複数の団体が 専門学校を卒業した者に独自の認定をしている。しかし、正式な資格ではないために、 動物に対する医療行為、医療補助などの行為は法律違反となる。